遥か昔より、巨大な「鍵」と呼ばれる建造物が大地に突き刺さった世界、「魔界」。
数百年前、その魔界に六本の「魔剣」が産み落とされた。
強大な力を持つその魔剣を手にした六人は、真の「魔王」を決めるため、「魔王戦争」を始めたのだった。
そのなかで魔剣は模倣され、改造され、強化され、やがて多様な姿と種類を獲得していくこととなる。
──そして、現在。
兵器として魔界中に広がった「魔剣」とそれを扱う「魔剣使い」たちは、未だに魔王の座をめぐって戦い続けている。